むらさきとおれんじと。

ポケットいっぱいの秘密を持って

キロク、きろく、記録

あっと言う間に薬剤師も5年目になってしまった。

 

何かをできるようになりたいのに、できるようになることが怖くてここ2年くらいずっと同じところを回っている感覚がある。なんだろね。これ。

 

 

この1年年で変わったこと。

 

①30歳になったこと。

一番でっかい。人生のこの先を考えあぐねて絡まってきている。考えれば考えるほど足がすくむね。飛び込めるくらいに思考が軽いうちに動いた方がいい。これはここ数年で学んだ。

 

②親の介護が始まった。

介護といっても基本的に自立してきているから、距離がある移動に車を出すとか受診に付き添うとか。そんなもんだけど、当直明けも休みも、ある程度計画を立てなきゃいけなくなった。まだちょっと慣れなくて、たまーにストレスで狂う。

 

③推しが増えにくくなった。

人生に凹むたびに推しが増えて大変なことになるわたしが、推しを作れなくなった。いいのか悪いのか分からんが…

疲れてぼんやりしてたら追えないものが増えた。

 

さて、そんなもん???またいつか。

当直をするようになりました。

前回は国家試験が終わった熱量で書いてたけど、今は当直勤務が残り2時間になったテンションです。

 

国家試験に受かるまでの道のりがぐだぐだだったように、就活もまあぐだぐだで。4月から働き出すことはできなかったけど、なんとか第一希望だった病院、という業界に身をおくことができました。

中途採用枠に滑り込んだ新卒でして。最近関わるようになった看護師さんたちから前職を尋ねられますが、ゴリッゴリに新卒だし転びまくってます。満身創痍で薬剤師になりました。

 

昨今はずっとコロナウイルスことCOVID-19の話題でもちきり。わたしが勤める病院にもダイレクトではないけど、かなり大きめに影響がきています。

わたしがコロナウイルスに関わる業務に直接あたることはないけれど。最後の皺寄せのようなものは確実にこっちまできています。病棟に繰り出して2ヶ月。上司が想像してた以上のハードワークを強いられているらしい。上司たちが心配してるよ、って間接的に聞かされてまじで申し訳なくなった。

 

薬剤師なんてナースコールを電話代わりに使ったり、紙を渡したり、と工夫をすればいざ、患者さんと接しなきゃいけなくなっても感染リスクを負わずに服薬支援できるけれど、看護師や医師はそうでもなくて。

患者さんに直接触れて仕事をする資格を持つ医療従事者には頭が下がります。

 

自粛も正直嫌々やってた。3月前半なんて薬剤師の友達ですら普通に自粛してねえ。(言い方よ。)

4月に入ってから下手にかかって目の前にいる入院患者さんを殺すかもしれないという恐怖を感じるようになって、改めて自分がとんでもない職業についてしまったと自覚した。

 

そんだけです。当直業務は年明け前から始まって、なんとか3時間程度は睡眠できるくらいの余裕をもてるようになりました。

まだそわそわするから纏まって集中する時間が確保できてないのが今後の課題。勉強せねば。

では。また。誰も読んでなくてもまたきます。

第104回 薬剤師国家試験

終わりました。

 

以下は自分の心境を覚え書き。

 

102回を受けるために入学したはずなのに転びまくってたら104回になってた。

自分だけ学年が上がれなくて次のステージにはいつも進めなくて。何度も何度も泣いていたけれど、やっと決着がついた。

それにしても8年て(笑) 長期にもほどがある。

 

ここ2か月くらいで、何年も前に縁を切ったつもりだった人に何度か普通にコンタクトとられそうになって、なんでそんな普通の顔してわたしの目の前に現れるんだよって心の中でバチバチしてた。

でも同時にこの8年間のうちで出会いの無駄打ちをしなくなったなあってぼんやり思ったり。

縁を切りたくなった人たちってみんな21歳までに出会ってる人たちで。23すぎたあたりから出会えている人はみんな収まるところに収まっている気がする。

そんなことを国家試験を受けながらぼんやり思った。

 

この半年で出会えた人たちも、これから先どんな風に関わっていくのかなあ。

 

興奮で眠れない。そんな25歳の覚え書きでしたとさ。

あれから。

特になーーーんにもやる気が起こらないので更新。

国家試験まで38日とやらになりました。

 

昨年のこの頃はもう焦りと諦めがせめぎあってどうにもならなくなってたよなあ。

朝ごはんを食べたら5分後にはトイレで全てを戻してから何食わぬ顔で登校してたもんな。月経もこなくなって、笑っちゃうくらいには極限状態だった。

5時間以上寝たら寝不足を自覚するからってわざと3時間睡眠にしてたし、それくらいに何が正しくて何が間違ってるのかの判断すら曖昧で、それでも走られるならってもうなんにもない、空っぽののエンジンふかしまくってたなあ。って。

 

さっき、昨年のわたしを知ってる友達に、今年は穏やかでよかったって。昨年はほんとに話しかけたら壊れそうだったから。って。言われちゃって笑ってしまったよな。

 

back numberは、まああれがビックリするくらいに聴けなくなっちゃったけど。でもやっぱり音楽には救われているわけで。

結局わたしの居場所はここなんだなあって思うなど。

 

とりあえず、国家試験終わって1週間で26歳初ライブ参戦決まりそうなので。

 

受かりますよーーーーーに!!!

back numberというバンド。

back numberというバンドに惚れてしまった。

清水依与吏という人に惚れてしまった。

とかいう。そういう。

 

back numberを知ったのは2011年。

バイト先で流れていた「花束」に一耳惚れをした。一目惚れ的な。

どうやら有線でとてもプッシュされているらしい。店内で働いていてもしっかり聞き取れるその優しい声と歌詞に、好きだ!と確信するのはあっという間だったように思う。

カラオケにいけば、『最近の曲みたいなんだけど、絶対に流行ると思うの!』と豪語していたらしい。(最近友達に言われた。)その年、別のバンドが目的でとった夏フェスにback numberの文字を見つけて、同行者に『なにがなんでもこのバンドの花束が聞きたい!』とわがままを言い、少しだけ遠くで見た記憶もある。

 

しかし、この「花束」という曲からわたしはback numberに踏み入れることはしなかった。同時期に発売された「short hair/BaseBallBear」にも一耳惚れをしていたのだ。

BaseBallBearのインタビューを読み、咀嚼すればするほどに、ストリングスが入るback numberの楽曲たちに違和感を感じてしまった。

(BaseBallBearは2016年まで、ストリングスや同期音を一切使わないというルールのもとで活動していて、そこにわたしは強い美学を感じていた。)

 

2013年、学校の食堂で「高嶺の花子さん」を聞いた。

やはり好きなのだ。耳ですぐに拾えてまうほどに。あのうるさい学食で聞いても心が踊るくらいに。しかし少し斜めに捉えてしまったことも覚えている。

好きなのに、なぜか好きって言えない。

2011年のあの「花束」を聞いたときの衝撃は忘れないのに、曲のチェックもそれなりして、ラジオもちょいちょい聞いていたのに。

なぜか好きを認められない。そうして時が経っていた。

 

back numberはその間どんどん大きくなり、モンスターバンドといわれ、気づけば『あのバンドにあんな時期から気づいていたのすごいね』なんて。言われるようになっていた。

 

2018年1月。

いつものように一日の始まりにYouTubeを開き、お気に入りの一曲を再生した。

おすすめ欄に出てくる「ARTIST」という曲。back numberがやっているらしい。どうやら新しい曲のようだ。

興味本意で再生した。

今までのイメージを払拭するサウンド。ループするギターの音。恋愛でもなんでもなく、作り手だからこそのあの歌詞。

「花束」を聞いたときの衝撃をもう一度味わった。

 

 

それから浪人生になるという大きな挫折をした。

毎日泣き、脱け殻になったわたしはback numberの音源を集めることにした。

そこで「SISTER」と出会い、声をあげて泣いた。

欲しかったのは叱咤でもなく、応援でもなく、寄り添ってくれる言葉だったのだと思った。

 

それからback numberのインタビューを読んでいるわけなのですが。(前置きのつもりがもはや本文。)

 

 

 

 

って春に下書きを書いたまま。

 

ナゴヤドームのコンサートを糧に半年間死に物狂いで勉強して、コンサートに行き、9月からさらにハードな日常を送りつつ、依与吏さんの好きなとこ考えてたんだけど、先日の報道を受けて、まっっっっったく気力が沸かなくなってしまったので。供養の意味でも。

大好きなんだけどなあ。

ちょっとだけ、と忍ばせてしまった恋愛感情がブクブクと膨れ上がって、知らない間に素直におめでとう、と言えないくらいには複雑な感情になってしまっていたらしい。

 

国家試験まであと98日。

絶対受かるからね。なんでもいいです、あなたの作った曲が、あなたの歌が聴きたいから。もう少しだけこのひねくれたファン心理とも恋愛感情ともいえないこの気持ちを抱かせてください。

わたしと音楽

2か月くらい前の講義と講義の休み時間に隣の席の同級生からもらった些細な一言が、なんだか妙に嬉しくてずっと心に留めている。

 

『リーダー(わたしのニックネームです。)にとって音楽ってなくてはならないんだね。』

 

多分いつも通りOKAMOTO'Sの話でもしていたのだろう。名古屋公演も近かったし。

 

それからしばらくして、考える時間が増えてきてこの言葉を噛み締めるけれど、そんな、音楽が酸素です。なんて儚い言葉わたしには発せないなって思った。

瑞々しくてそんな儚い言葉わたしにとっての音楽とは別物になりそうだなってぼんやり思った。

 

 

 

っていう下書きがあったので放流しておこう。

音楽が酸素なんてそんな簡潔に言い表せない。ライブで披露されるバラードに、最前列で泣くような、あんな切なくて儚い、あの女の子達にはなれないけれど。でも。

音楽はなくちゃいけないんだよなあ。

 

っていう。そういうやつを書きたかったのかな(笑)